関節痛にヒアルロン酸

関節痛にヒアルロン酸

関節痛や腰痛、リウマチなどで悩んでいる人は、大変多いと思います。

階段を上ったり、長時間歩いたりすることが辛く感じるようになってきた、という人も注意が必要です。

これらの痛みは、そのまま放っておいたら、勝手に治まるようなものではありません。

 

近頃、注目を集めている「MSM」という成分は、そのような関節や腰痛の悩みを抱えている人におすすめです。

MSMとは、メチルサルフォニルメタンと言って、炎症や痛みを緩和させたり、関節や靭帯の修復補助をしたりすると言われています

欧米では、関節痛や腰痛を緩和させる治療薬として、すでにMSMを取り入れています。

北米原産デュータ松から精製されたMSMは、副作用がなく安全な天然物質と言われています。

 

また、これと同様の働きがあるとして知られているのが、「ヒアルロン酸」です。

その中でも、「低分子ヒアルロン酸」が特に注目されています。

低分子ヒアルロン酸は、体内細胞の水分を保ったり、関節の潤滑油として役立ったりと、非常に重要な働きをします。

 

ただ、「低分子ヒアルロン酸によって、膝痛が治る」という広告を目にすることがありますが、これに関しては誤解があります。

関節の内側には「滑膜」という組織があり、その滑膜からは「滑液」が分泌されていて、滑液にはヒアルロン酸が含まれています。

それは、関節の中で起こっている現象なので、サプリメントなどのようにヒアルロン酸を飲んで摂取しても、膝痛が緩和されることはないのです。

ちゃんとした治療を望むのなら、整形外科を受診し、ヒアルロン酸の皮下注射を受けるのが良いでしょう。