ヒアルロン酸化粧品の真実
最近では、女性からヒアルロン酸の効果に注目が集まり、多くの化粧品にもヒアルロン酸が使われるようになっています。
化粧品売り場へ行くと、「ヒアルロン酸」と大きくラベルに書かれたものが目立ちます。
しかし、実際には、ほとんどヒアルロン酸が配合されていないものもあるのです。
あんなに大きく「ヒアルロン酸」と書かれた文字を見れば、ほとんどの消費者は、たっぷりとヒアルロン酸が配合されているに違いない、と思ってしまうでしょう。
効果的なヒアルロン酸が多く配合されているのかどうかは、かなり重要なことだと思います。
「ヒアルロン酸化粧品」と書かれたものが、本当にたくさんのヒアルロン酸が配合されているのかどうか、見分けることができる簡単な方法があります。
そこで、最も重要となる点は液体の粘度で、多くのヒアルロン酸が配合されているものは、粘度がそれだけ高くなっています。
たとえば、粘度5%程度含まれているものだと、ハチミツのようにトロトロしています。
逆に、粘度の低いものは、シャバシャバしているので、そのような化粧水は、ヒアルロン酸は間違いなくあまり配合されていません。
次に重要なのが、商品に書かれた成分表示です。
もし、「ヒアルロン酸化粧品」と記されたもので、粘度がハチミツのようなものだとしても、ヒアルロン酸ではない増粘剤によって、その粘度を高めているものもあります。
増粘剤には、グリセリンやブチレングリコールなどが知られています。
化粧品の成分表示は、配合されている成分の濃度が高い順に記載されています。
だから、それらの増粘剤がはじめのほうに書かれていたり、最後のほうにヒアルロン酸が書かれていたりしたら、あまりヒアルロン酸が配合されていないということになります。
一度、あなたの持っている化粧品でも、確かめてみてくださいね。